築地市場跡地に「スタジアム」建設案も交通アクセスの脆弱性懸念!東京オリンピック後に再開発計画
先日、このような記事をヤフーニュースで拝見しました。
「築地市場跡地に“スタジアム”建設案…五輪後に再開発へ」
今年で最後となる築地市場の跡地にスタジアムの建設案が浮上しているとのことです。
築地市場跡地の再開発は前から話題になっていましたが、再開発の具体的案は未定。
東京都の都市整備局では「議論はこれから進める」とのことで、たびたび再開発案は浮上するもののどれも計画の域を超えません。
「にぎわいがある施設を希望」との中央区の矢田美英区長のご意見が反映される形になることでしょう。
いずれにしても最大のネックは交通アクセスが脆弱なこと。
そこで水上交通網の活躍が期待されています。
東京オリンピック後も需要を見込む水上交通網
皆さんもご存じの通り東京23区には大型の施設を建設できるだけの土地がほとんど残ってません。
今後、東京都内に大型の商業施設が建設されるとすればお台場や芝浦などの臨海部となるでしょう。
敷地の部分はクリアできても最大のネックは交通アクセス。
1日数万人の需要を見込む施設を建設するにあたり、現在の陸上交通網だけでは大変な混雑が予想され水上交通網の活躍に注目が集まっています。
そこで活躍するのが東京ウォータータクシーの「水上タクシー」です。
臨海部の開発が活発化するにつれ、大型の水上バスの運行も見込まれますが現在は定期観光船のイメージが強く、都内を縦横無尽に走り回る陸上の路線バスとは異なります。
臨海部へ多くの人々が行き交う様になれば水上交通の重要性や利用頻度も増加することでしょう。
6名乗りの小型船以外に10名前後の中型船の計画も
現在の水上タクシーの定員は6名。
今後の需要拡大を視野に10名前後の中型船の計画も検討中。
プレオープンでお客様から頂くご意見を参考に、今後の運営に生かしていきます。
20名以上となると水上タクシーよりも水上バスの需要と考えられる為、小回りのきくプライベート空間をお楽しみ頂く為、大型船の計画は今のところ未定。
将来の水の都に向けて
世界トップクラスの大都市、東京。
ニューヨークやロンドンと並び称される大都市ですが、水の都というイメージはありません。
近い将来、臨海部の開発が活発化し水の都と呼ばれるようになるかもしれません。
その時、水上交通の代名詞として東京ウォータータクシーのイエローキャブがイメージされることを目標にしつつ、利便性向上に力を入れていきます。
今後の活躍をご期待ください!